ファミリーマートに設置されているATMは、私たちの金融取引において身近で便利な存在です。ファミリーマートでは主に「ゆうちょATM」と、多くの金融機関と提携する「E-net(イーネット)ATM」が利用可能です。この記事では、これらファミリーマートで利用できるATMの基本情報から、手数料、振込方法、営業時間、各種限度額、利用可能なカード、セキュリティ、そしてよくある質問まで、詳細にわたり解説します。
ファミリーマートATMの基本情報:ゆうちょ銀行とE-netのATMが利用可能
ファミリーマートの店舗に設置されているATMは、主にゆうちょ銀行が管理するATMと、株式会社イーネットが運営するE-net ATMの2種類があります。どちらのATMが設置されているかは店舗によって異なり、ATMの機能や手数料体系もそれぞれ特色があります。この点を理解することが、ファミリーマートATMを賢く利用する第一歩となります。
全国のファミリーマート店舗に広がるATMネットワーク
ファミリーマートは全国に約16,200店舗以上(2025年時点)を展開しており、その多くの店舗にATMが設置されています。この広大なネットワークにより、都市部から地方まで、日常生活圏内で容易に金融サービスへアクセスできます。原則として店舗の営業時間に準じて利用できるため、24時間営業の店舗では深夜や早朝でもATMが利用可能です(システムメンテナンス時を除く)。お近くのファミリーマートが、便利な金融窓口となり得ます。
ファミリーマートATMで利用できる主要サービス(預け入れ、引き出し、振込など)
ファミリーマートに設置されているゆうちょATMおよびE-net ATMでは、主に以下のサービスが利用できます。なお、いずれのATMも通帳および硬貨の取り扱いはありません。
- 預入れ(入金): 現金(紙幣のみ)の預入れ。ファミリーマート設置のゆうちょATMでは、キャッシュカードのほか、「ゆうちょ通帳アプリ」による預け入れも可能です。
- 引出し(出金): キャッシュカードを利用した現金(紙幣のみ)の引出し。ファミリーマート設置のゆうちょATMでは、キャッシュカードのほか、「ゆうちょ通帳アプリ」による払い戻しも可能です。
- 振込: キャッシュカードを利用した振込。
- 残高照会: 口座の残高確認。
- 暗証番号変更: 利用する金融機関のカードやATM機種により異なります。
- クレジットカードのキャッシング: 主にE-net ATMで、提携クレジットカード会社のサービスを利用できます。
利用できる具体的なサービスは、設置ATMの種類(ゆうちょ銀行かE-netか)、および利用するキャッシュカードの発行金融機関によって異なりますので、ご注意ください。
ファミリーマートATMの特色:ゆうちょ銀行カードの利便性とE-netの提携力
ファミリーマートのATMは、設置されているATMの種類によって異なる強みを持っています。
ゆうちょ銀行のキャッシュカードをお持ちの方のメリット
ゆうちょATMが設置されているファミリーマートでは、ゆうちょ銀行のキャッシュカードや「ゆうちょ通帳アプリ」をお持ちの方にとってメリットがあります。特に、ファミリーマート設置のゆうちょATMを利用する場合、預入れ・引き出し手数料は、特定の時間帯であれば無料となります。
E-net提携金融機関カードの幅広い利用シーン
一方、E-net ATMが設置されているファミリーマートでは、その広範な提携ネットワークが大きな魅力です。都市銀行、地方銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、ネット専業銀行など、ゆうちょ銀行以外の非常に多くの金融機関のキャッシュカードが利用可能です。これにより、普段利用している銀行口座の取引を、お近くのファミリーマートで手軽に行うことができます。
ファミリーマートATMの利用手数料:ゆうちょ銀行カードとE-net提携カードの場合
ファミリーマートのATM利用手数料は、設置されているATMの種類、利用するキャッシュカードの発行金融機関、そして取引を行う曜日や時間帯によって細かく設定されています。
ゆうちょ銀行のキャッシュカードを利用する場合の手数料
ゆうちょ銀行のキャッシュカード(または「ゆうちょ通帳アプリ」)で、ファミリーマートに設置されたゆうちょATMまたはE-net ATMを利用する際の手数料は以下の通りです。
現金預け入れ・引き出し手数料(平日・土日祝の時間帯別料金体系)
- ファミリーマート設置のゆうちょATM利用時 (キャッシュカードまたはゆうちょ通帳アプリ):
- 預入れ・引出し: 平日8:45~18:00および土曜日9:00~14:00は無料。それ以外の時間帯および日曜・休日は110円(税込)。
- ファミリーマート設置のE-net ATM利用時 (キャッシュカードのみ):
- 預入れ・引出し: 平日8:45~18:00および土曜日9:00~14:00は220円(税込)。それ以外の時間帯および土曜・日曜・休日は330円(税込)。
振込手数料(ゆうちょ銀行宛・他行宛の料金)
- ファミリーマート設置のゆうちょATM利用時 (キャッシュカード):
- ゆうちょ銀行の口座宛 (電信振替): 1件あたり100円(税込)。
- 他の金融機関宛振込: 振込金額5万円未満220円(税込)、5万円以上440円(税込)。
- ファミリーマート設置のE-net ATM: ゆうちょ銀行の振込には対応していません。
(注:上記手数料は2025年6月現在の情報およびご指示に基づき記載しています。最新の情報はゆうちょ銀行公式サイト等でご確認ください。)
E-net提携金融機関のキャッシュカードを利用する場合のATM手数料
ファミリーマートに設置されたE-net ATMで、提携金融機関(ゆうちょ銀行以外)のキャッシュカードを利用する際の手数料は、E-netではなく、そのキャッシュカードを発行している金融機関の規定が適用されます。
E-net ATMの利用手数料(預入れ、引出し、振込)や、手数料が無料となる条件・回数は、ご利用の金融機関ごとに大きく異なります。一部のネット銀行や地方銀行では、特定の条件下(例:口座残高、取引状況など)でE-net ATMの利用手数料が月数回まで無料になる優遇措置を設けている場合があります。詳細は、お手持ちのキャッシュカードを発行している金融機関のウェブサイトや窓口でご確認ください。ATM操作時に手数料が表示されることもありますので、取引実行前に確認しましょう。
提携金融機関のATM手数料
- 銀行
- カードローン
- クレジットカード
多くの金融機関が、給与振込口座の指定、一定額以上の預金残高、インターネットバンキングの契約、特定のクレジットカードの保有などを条件に、提携ATM利用手数料の優遇プログラムを提供しています。ファミリーマートのE-net ATM利用時にもこれらの優遇が適用される可能性があるため、ご自身の利用状況と照らし合わせて、各金融機関の提供する優遇条件を確認することをお勧めします。
クレジットカードによるキャッシング時のATM利用手数料(E-net ATMの場合)
E-net ATMでは、提携するクレジットカード会社のキャッシングサービスを利用できます。その際、クレジットカード会社が定めるATM利用手数料が発生することが一般的です。手数料は借入金額に応じて1万円以下で110円(税込)、1万円超で220円(税込)となる場合が多いですが、詳細はご利用のクレジットカード会社の会員規約等をご確認ください。この手数料はキャッシングの金利とは別に請求されます。
なお、ファミリーマート設置のゆうちょATMでは、原則としてクレジットカードのキャッシングは取り扱っていません(一部のJP BANKカードなどゆうちょ銀行関連カードを除く)。
ファミリーマートATMでの振込方法と注意すべきポイント
ファミリーマートのATMでは、キャッシュカードを利用して他の口座への振込が可能です。ここでは、振込手順や特に注意すべき点について解説します。
振込可能な取引:キャッシュカードによる振込が基本
ファミリーマートのATM(ゆうちょATM、E-net ATM共に)からの振込は、原則としてキャッシュカードが必要です。
ゆうちょ銀行のキャッシュカードを使った振込手順
ファミリーマート設置のゆうちょATMでは、ゆうちょ銀行のキャッシュカードを使用して、ゆうちょ銀行の他の口座への送金(電信振替)や、他の金融機関の口座への振込が可能です。ATM画面で「ご送金」や「お振込み」といったメニューを選択し、画面の案内に従って振込先金融機関、支店名、口座番号、金額などを入力します。
E-net提携金融機関のキャッシュカードを使った振込手順
ファミリーマート設置のE-net ATMでは、提携している金融機関のキャッシュカードを使って、その金融機関の口座から他の金融機関の口座への振込が可能です。ATM画面で「お振込み」を選択し、キャッシュカード発行金融機関の指示に従って操作を進めます。
現金による振込の可否について
ファミリーマートに設置されているATM(ゆうちょATM、E-net ATM共に)では、現金による振込は取り扱っていません。 振込には必ずキャッシュカードをご用意ください。
振込先口座情報の入力方法と確認のステップ
振込手続きをスムーズに行うためには、事前に振込先の正確な情報(金融機関名、支店名、預金種目、口座番号、受取人名)を準備しておくことが重要です。入力時には、金融機関コードや支店コードの入力が求められることもあります。入力ミスは振込の遅延や誤入金、組戻し手続きの原因となるため、ATM画面での入力後、最終確認画面で入力内容に誤りがないかを必ず確認してください。
ATM画面での振込操作の一般的な流れ
- ATMの初期画面で「お振込み」または「ご送金」などのメニューを選択します。
- ご利用になるキャッシュカードを挿入し、暗証番号を入力します。
- 振込先の金融機関を選択または検索します(金融機関名、金融機関コードなど)。
- 振込先の支店名を選択または検索します(支店名、支店コードなど)。
- 預金種目(普通、当座など)を選択し、口座番号を入力します。
- 振込金額を入力します。
- 依頼人名(ご自身の名前)、電話番号などを確認または入力します。
- 全ての入力内容(振込先口座情報、振込金額、振込手数料など)が画面に表示されるので、最終確認を行います。
- 内容に問題がなければ「確認」や「実行」ボタンを押し、振込を実行します。
- 利用明細票が発行されるので、必ず受け取り、大切に保管してください。
振込の受付時間と振込先への入金反映タイミング(ゆうちょ銀行・E-net利用時の目安)
振込の受付は原則ATMが稼働している時間帯であれば可能ですが、振込先口座への入金タイミングは、振込先の金融機関や手続きを行う時間帯によって異なります。
- ゆうちょATM利用時:
- ゆうちょ銀行の口座宛 (電信振替): 原則として即時に反映されます。
- 他の金融機関宛: 平日の15時頃までに手続きを完了した場合、原則として当日中に振込先口座へ入金されます。それ以降の時間帯や土日祝日の手続きの場合、翌営業日の入金となることがあります。ただし、振込先金融機関がモアタイムシステム(24時間365日即時振込対応)に参加している場合は、この限りではありません。
- E-net ATM利用時:
- 多くの提携金融機関および振込先金融機関がモアタイムシステムに対応しているため、平日の時間外や土日祝日でも、手続き完了後即時に振込先口座へ入金されるケースが増えています。しかし、振込先金融機関のシステム対応状況やメンテナンス時間などにより、翌営業日の入金となる場合もあります。
いずれのATMを利用する場合も、振込操作の最終確認画面で入金予定日やおおよその入金タイミングが表示されることがありますので、ご確認ください。
ファミリーマートATMの営業時間と利用可能な時間帯
ファミリーマートに設置されているATMは、店舗の営業時間に準じて長時間利用できるのが大きな利点です。
原則としてファミリーマートの営業時間に準じた利用が可能
多くのファミリーマート店舗は24時間営業しており、そこに設置されているATMも原則として24時間365日利用可能です。これにより、日中忙しい方や急な入用が生じた場合でも、時間を気にせずATMサービスを利用できます。ただし、一部のオフィスビル内や駅構内などのファミリーマート店舗では、店舗自体の営業時間が限定されている場合があり、その場合はATMの利用可能時間も店舗の営業時間に準じます。
システムメンテナンスによる利用休止時間帯(ゆうちょ銀行、E-net、各提携金融機関)とその確認方法
ATMは、システムメンテナンスのために一時的にサービスを休止することがあります。
- ゆうちょATM: 定期メンテナンスは、主に日曜日の深夜から月曜日の早朝にかけて行われることが多いです(例:毎月第3日曜日の23:55~翌月曜日7:00など)。また、不定期の臨時メンテナンスが実施されることもあります。
- E-net ATM: E-net自体の広範囲なシステムメンテナンスは比較的少ないですが、E-net ATMが接続している各提携金融機関側でシステムメンテナンスが行われる場合、その金融機関のキャッシュカードでの取引が一時的にできなくなることがあります。
- 確認方法: これらのメンテナンス情報は、ゆうちょ銀行の公式サイト、E-netの公式サイト、および各提携金融機関の公式サイトで事前に告知されます。また、ATMの画面上やファミリーマート店舗内の掲示で案内されることもありますので、ご利用前に確認することをお勧めします。
参照元: 株式会社ゆうちょ銀行、株式会社イーネット
店舗の営業時間とATM稼働時間の関連性
前述の通り、ATMの利用可能時間は、基本的にはそのATMが設置されているファミリーマート店舗の営業時間に依存します。24時間営業ではない店舗の場合、店舗の閉店時間と共にATMも利用できなくなりますので、特に夜間や早朝に利用を予定している場合は、事前に店舗の営業時間を確認しておくとよいでしょう。
ファミリーマートATMにおける各種取引の限度額
安全な金融取引を確保するため、ファミリーマートのATMでは、現金引き出し、預け入れ、振込といった各種取引に限度額が設定されています。
現金引き出し限度額(1回あたり・1日あたり)
ゆうちょ銀行カード利用時の引き出し限度額と変更手続き
ゆうちょ銀行のキャッシュカード(または「ゆうちょ通帳アプリ」)を利用する場合、1日あたりの引き出し限度額は初期設定で50万円となっています。この限度額は、個人の利用状況に応じて、ゆうちょ銀行または郵便局の窓口、あるいは「ゆうちょダイレクト」(インターネットバンキングサービス)を通じて0円から最高500万円(生体認証登録ありの場合。ICチップのみは200万円)の範囲で変更することが可能です(引き下げはATMでも可能な場合があります)。1回あたりのATM操作での引き出し上限は、ATMの機種により異なりますが、通常20万円から50万円程度が目安です。
E-net提携金融機関カード利用時の限度額(発行金融機関の規定に準拠)
E-net ATMで提携金融機関のキャッシュカードを利用して現金を引き出す場合の限度額は、そのキャッシュカードを発行している金融機関が定める規定、および利用者自身が個別に設定している引き出し限度額に基づきます。ローソン銀行ATMやセブン銀行ATMと同様に、これはE-net ATM側の設定ではなく、カード発行金融機関側の設定が優先されます。詳細は、ご利用の金融機関にお問い合わせください。
現金預け入れの限度額(1回あたりの対応紙幣枚数・金額の上限など)
ファミリーマートのATMで1回に預け入れできる現金の限度額は、主に投入可能な紙幣の枚数によって決まります。硬貨の取り扱いはありません。
- ゆうちょATM: 機種により異なりますが、1回の操作で最大200枚の紙幣を投入でき、金額にすると最大200万円程度まで対応可能な場合があります。
- E-net ATM: こちらも機種によりますが、1回の操作で最大59枚の紙幣が一般的で、金額では50万円程度が上限となることが多いです。
振込限度額の設定(1回あたり・1日あたり)
ゆうちょ銀行カード利用時の振込限度額と変更手続き
ゆうちょ銀行のキャッシュカードを利用した1日あたりの振込限度額は、初期設定で50万円です(ゆうちょダイレクトの利用状況等により異なる場合があります)。この限度額は、ゆうちょ銀行または郵便局の窓口、ゆうちょダイレクト等で変更可能です。1回あたりの振込限度額も、この1日の限度額の範囲内となります。
E-net提携金融機関カード利用時の振込限度額(発行金融機関の規定に準拠)
E-net ATMで提携金融機関のキャッシュカードを利用する場合の振込限度額は、そのキャッシュカードを発行している金融機関の規定、およびお客さまが個別に設定している振込限度額に基づきます。詳細については、ご利用の金融機関にご確認ください。
ファミリーマートATMで使えるカードと便利な付加機能
ファミリーマートのATMでは、設置されているATMの種類に応じて様々なカードが利用でき、他のコンビニATMにはない特色ある機能も提供されています。
利用可能なキャッシュカード・ローンカードの種類
ゆうちょ銀行発行のキャッシュカード・各種カード
ファミリーマートに設置されたゆうちょATMおよびE-net ATMでは、ゆうちょ銀行が発行する総合口座のキャッシュカード、通常貯蓄貯金キャッシュカードなどが利用できます。一部のゆうちょATMでは、JP BANK VISAカード/MastercardやJP BANK JCBカードなど、ゆうちょ銀行が取り扱うクレジットカードに付帯するキャッシング機能も利用できる場合があります。
E-netが提携する主な金融機関(都市銀行、地方銀行、ネット銀行、信用金庫など)のカード
E-net ATMは、MICS(全国キャッシュサービス)に加盟しているほぼ全ての国内金融機関のキャッシュカードに対応しています。これには、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行などの都市銀行、全国の地方銀行、イオン銀行やソニー銀行、楽天銀行、PayPay銀行、住信SBIネット銀行などのネット銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、JAバンク(農協)、JFマリンバンク(漁協)などのカードが含まれます。非常に多くの金融機関と提携しているため、利便性が高いです。
クレジットカードキャッシングに対応する国際ブランド(主にE-net ATM)
E-net ATMでは、以下の主要な国際ブランドが付帯したクレジットカードでのキャッシングサービスが利用可能です。
- VISA
- Mastercard
- JCB
- American Express
- Diners Club
- UnionPay(銀聯)
- Discover
ご利用のクレジットカード会社との契約内容やカードの種類によっては利用できない場合もあります。また、キャッシングの利用限度額や金利についても、お手持ちのクレジットカード会社の規定によりますので、事前に確認しておくことが重要です。ゆうちょATMでは、クレジットカードのキャッシングサービスは原則として取り扱っていません(一部のゆうちょ銀行関連カードを除く)。
ゆうちょ銀行カード利用者向けのサービス(例:通帳利用の可否と対応機種について)
ファミリーマートに設置されているATMでは、ゆうちょ銀行の通帳は利用できません。
ただし、ファミリーマート設置のゆうちょATMでは、キャッシュカードの代わりに「ゆうちょ通帳アプリ」を利用して、スマートフォンの画面に表示されるQRコードをATMにかざすことで、現金の預け入れや払い戻しが可能です(別途アプリの利用登録と設定が必要です)。これにより、キャッシュカードを持ち歩かなくてもスマートフォンだけで一部のATM取引が完結します。
参照元: ゆうちょ通帳アプリ-ゆうちょ銀行
スマホATM(カードレス取引)の対応状況(提携金融機関による)
前述の通り、ファミリーマート設置のゆうちょATMでは「ゆうちょ通帳アプリ」を利用したカードレスでの預け入れ・払い戻しが可能です。
E-net ATMについては、ATM自体が汎用的なスマホATM機能を提供しているわけではありませんが、E-net ATMと提携している一部の金融機関が、自行のスマートフォンアプリを通じて、E-net ATMでのカードレスでの預入れや引出しを可能にしている場合があります。このサービスを利用するには、該当する金融機関の口座と専用アプリの利用登録が必要です。ご利用の金融機関がE-net ATMでのスマホATMサービスを提供しているか、各金融機関の公式サイト等でご確認ください。
海外発行カードによる日本円引き出しサービスと対応ブランド(E-net ATM)
E-net ATMでは、海外で発行された特定の国際ブランドのキャッシュカードやクレジットカードを利用して、日本円を引き出すことができます。主に以下の国際ネットワークに対応しています。
- Cirrus(シーラス):Mastercardグループの国際ATMネットワーク。
- PLUS(プラス):VISAグループの国際ATMネットワーク。
- UnionPay(銀聯):中国発の国際決済ネットワーク。
- JCB:日本発の国際ブランドですが、海外で発行されたJCBカードも利用可能です。
これらのカードを利用して日本円を引き出す際の手数料や引き出し限度額は、カードを発行した海外の金融機関やクレジットカード会社の規定によります。ATMの操作画面は多言語に対応しており(日本語、英語、中国語、韓国語など)、訪日外国人の方々にも利用しやすいよう配慮されています。
ファミリーマート設置のゆうちょATMでも一部の海外発行カード(UnionPayなど)が利用できる場合がありますが、E-net ATMの方が対応ブランドは広範です。
ファミリーマートATM利用時のセキュリティ対策とトラブル発生時の対処法
ATMを安全かつ安心して利用するためには、基本的なセキュリティ対策の知識と、万が一トラブルが発生した際の適切な対応方法を理解しておくことが非常に重要です。
暗証番号の適切な管理と不正利用防止のための推奨事項
- 暗証番号の秘匿: 暗証番号は絶対に他人に教えないでください。金融機関の職員や警察官が電話や店舗で暗証番号を尋ねることはありません。
- 推測されにくい番号の設定: 生年月日、電話番号、住所の番地、車のナンバーなど、他人から推測されやすい番号を暗証番号に設定するのは避けてください。
- 入力時の注意: ATMで暗証番号を入力する際は、周囲の人から見られないように手で操作盤を隠すなど、覗き見防止を心がけてください。また、ATMに不審な機器(小型カメラやカード情報を読み取るスキミング装置など)が取り付けられていないか、念のため確認することも有効です。
- カードと暗証番号の別管理: キャッシュカードと暗証番号を記載したメモなどを一緒に保管することは非常に危険ですので、絶対に避けてください。
- 定期的な変更: 可能であれば、暗証番号は定期的に変更することを推奨します。
利用明細票の確認と保管の重要性
ATMで取引を行った際には、必ず利用明細票を受け取り、その場で取引内容(取引日時、取引種類、金額、口座残高など)に誤りがないかを確認する習慣をつけましょう。利用明細票は、取引が正しく行われたことの証明となるだけでなく、万が一、身に覚えのない取引や不正な取引があった場合に、それを早期に発見するための重要な手がかりとなります。
不要になった利用明細票は、口座番号の一部などが記載されている場合があるため、個人情報保護の観点から、そのままゴミ箱に捨てずにシュレッダーにかけるか、細かく手で破ってから破棄するようにしましょう。
カードや現金の取り忘れを未然に防ぐための確認点
ATMの操作が終了したら、慌てずに、キャッシュカード、現金、そして利用明細票を全て取り出したか、指差し確認するなどして確実にチェックしてください。特に複数の操作を行った後や、急いでいる時には注意が必要です。ATMは一定時間が経過すると、防犯や取り忘れ防止のためにカードや現金をATM内部に自動的に回収する機能を備えていますが、それに頼ることなく、ご自身でしっかりと確認する習慣をつけることが最も大切です。ATMの音声案内や画面表示にも注意を払い、全ての操作が完了したことを確認してからその場を離れましょう。
ATM操作中に問題が発生した場合の連絡先(ATM設置元の案内、カード発行金融機関)
ATM利用中にカードが吸い込まれたまま出てこない、現金が引き出せない、入金したはずの金額が口座に反映されないといった問題が発生した場合は、慌てずに以下の手順で対処してください。
- ATM備え付けのインターホンまたは連絡先の確認: ほとんどのATMには、緊急時にオペレーターに繋がるインターホンが設置されているか、連絡先の電話番号が表示されたステッカーが貼られています。まずはATMの指示に従い、状況を伝えてください。ファミリーマート設置のゆうちょATMの場合はゆうちょ銀行のコールセンターへ、E-net ATMの場合は株式会社イーネットのコールセンターが主な連絡先となります。
- 無理な操作はしない: カードや現金がATM内部で詰まってしまったような場合でも、自分で無理に取り出そうとしたり、ATMを叩いたりする行為は避けてください。状況を悪化させたり、ATMを故障させたりする原因になる可能性があります。必ず専門のオペレーターの指示に従ってください。
- カード発行金融機関への連絡も検討: ATM側の問題ではなく、キャッシュカードの磁気不良やICチップの破損、利用限度額の超過、口座の利用停止措置などが原因である可能性も考えられます。その場合は、キャッシュカードを発行した金融機関の窓口やコールセンターに問い合わせる必要があります。
- 利用明細票や関連情報の保管: もし利用明細票が発行されていれば、問題解決の手がかりとなる場合があるため、大切に保管しておいてください。また、エラーメッセージが表示された場合は、その内容をメモしておくと、後の問い合わせ時にスムーズに状況を伝えることができます。
ファミリーマートATM利用に関するよくあるご質問(Q&A)
ファミリーマートのATM利用に関して、お客さまから寄せられることの多いご質問とその回答をまとめました。
Q1. ファミリーマートのATMでゆうちょ銀行の通帳記帳や繰越はできますか。
A1. いいえ、ファミリーマートに設置されているATM(ゆうちょATM、E-net ATM共に)では、ゆうちょ銀行の通帳を利用した記帳や繰越はできません。お取引はキャッシュカードまたは「ゆうちょ通帳アプリ」(ファミリーマート設置のゆうちょATMのみ対応)をご利用ください。
Q2. ファミリーマートのATMで硬貨の入金や出金は取り扱っていますか。
A2. いいえ、ファミリーマートに設置されているATM(ゆうちょATM、E-net ATM共に)では、硬貨の入金・出金は取り扱っていません。お取引は紙幣のみとなります。
Q3. ファミリーマートに設置されているATMは、ゆうちょ銀行のATMですか、E-netのATMですか。
A3. ファミリーマートの店舗によって、ゆうちょ銀行が管理・運営するATMが設置されている場合と、株式会社イーネットが運営するE-net ATMが設置されている場合があります。ATMの筐体デザインや画面表示で判別できます。一般的に、ゆうちょATMは緑色を基調としたデザインで「ゆうちょ」のロゴが表示されていることが多いです。E-net ATMは青色や白色を基調としたデザインで「E-net」のロゴが明示されています。
Q4. ファミリーマートのATMから現金で振込はできますか。
A4. いいえ、ファミリーマートに設置されているATM(ゆうちょATM、E-net ATM共に)では、現金による振込はできません。振込にはキャッシュカードが必要です。
Q5. ゆうちょ銀行のキャッシュカードなら、ファミリーマートATMの手数料は常に無料ですか。
A5. いいえ、常に無料というわけではありません。ファミリーマートに設置されている「ゆうちょATM」でゆうちょ銀行のキャッシュカード(または「ゆうちょ通帳アプリ」)を利用する場合、預入れ・引出し手数料は、平日の8:45~18:00および土曜日の9:00~14:00は無料ですが、それ以外の時間帯や日曜・休日は110円(税込)の手数料がかかります。また、「E-net ATM」でゆうちょ銀行のカードを利用する場合は、時間帯に応じて220円または330円(税込)の手数料がかかりますのでご注意ください。
Q6. ファミリーマートATMの操作画面の言語を日本語以外に変更することは可能ですか。
A6. はい、可能です。ファミリーマートに設置されているゆうちょATMおよびE-net ATMの多くは、多言語対応となっています。日本語の他に、英語、中国語など、複数の言語に切り替えて操作することができます。画面の初期表示で言語選択ボタンがあるか、案内に従ってください。これは訪日外国人の方々にも利用しやすいよう配慮された機能です。
Q7. E-net ATMでは、どの金融機関のカードが使えますか。
A7. E-net ATMは、非常に多くの金融機関と提携しています。都市銀行(三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行など)、全国の地方銀行、ゆうちょ銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、JAバンク(農協)、JFマリンバンク(漁協)のキャッシュカードが利用可能です。また、楽天銀行、PayPay銀行、ソニー銀行、住信SBIネット銀行などのネット専業銀行の多くも提携しています。具体的な提携金融機関については、E-netの公式サイトで確認するか、ご利用の金融機関にお問い合わせください。
最終更新日: 2025年7月2日


