私たちの生活に身近なコンビニATMは、現金が必要な時や振込を行いたい時に大変便利です。しかし、その利用には手数料が伴うことがあり、その料金体系は利用する金融機関や時間帯、取引内容によって異なります。本記事では、コンビニATMの手数料について、その仕組みから主要銀行・コンビニATM運営会社別の料金、時間帯や取引による違い、さらにはよくある疑問点までを詳しく解説します。手数料について正しく理解し、より賢くコンビニATMを活用するための一助としてください。
- コンビニATM手数料の仕組み:料金はなぜ発生し、どう決まるのか?
- 【主要銀行ごと】コンビニATM利用時の手数料体系をチェック
- 【コンビニATM運営会社別】手数料体系の特色と確認ポイント
- 時間帯でここまで変わる!コンビニATM手数料のパターン解説
- 【取引別】コンビニATMでかかる手数料の料金相場
- コンビニATM手数料に関するQ&A:知っておきたい疑問点
- Q1. ATMの利用手数料は、引き出す金額や預け入れる金額によって変わりますか?
- Q2. 利用明細票(レシート)で、手数料の具体的な金額や内訳は確認できますか?
- Q3. 手数料をできるだけ抑えたい、無料にする方法について知りたい
- Q4. スマートフォンを使ったATM取引(カードレス取引)の場合、手数料はキャッシュカード利用時と異なりますか?
- Q5. デビットカードやプリペイドカードをATMで利用(チャージ・出金)する際の手数料はどうなっていますか?
- Q6. 法人名義のキャッシュカードでコンビニATMを利用する場合、個人口座と手数料体系は異なりますか?
- Q7. 海外で発行されたキャッシュカードやクレジットカードで日本のコンビニATMから日本円を引き出す際の手数料は?
- Q8. ATMの画面に手数料が明示されない(または見つけにくい)場合、どうすれば事前に確認できますか?
- Q9. 自分の銀行が提携していないコンビニATMでも現金を引き出せますか?その場合の手数料は高くなりますか?
- Q10. 手数料が無料になるはずの条件を満たしていたのに請求されました。どこに問い合わせればよいでしょうか?
コンビニATM手数料の仕組み:料金はなぜ発生し、どう決まるのか?
普段何気なく支払っているコンビニATMの手数料ですが、その背景にはATMの運営コストや金融機関同士の取り決めが存在します。手数料が発生する理由と、その料金がどのように決定されるのかを見ていきましょう。
手数料が発生する背景:ATM運営コストと金融機関の提携関係
コンビニATMの手数料は、ATMを設置し、維持・運営していくために必要な様々な費用を賄うために設定されています。具体的には、ATM機器の購入・設置費用、日々の現金補充や回収、システムの保守・管理、セキュリティ対策、設置場所の賃料、通信回線費用などが挙げられます。これらのコストは、ATMを24時間いつでも利用可能にするための基盤となります。
また、多くの金融機関は自前で全国隅々にATM網を整備する代わりに、セブン銀行やローソン銀行、E-netといったATM運営会社と提携しています。この提携により、金融機関は顧客に広範なATMネットワークを提供できますが、その際にはシステム接続費用や取引ごとの処理費用などが発生し、これらも手数料に影響を与える要因となります。
手数料の主な種類:利用手数料・時間外手数料・振込手数料とは
コンビニATMで発生する手数料には、主に以下の種類があります。
- 利用手数料(取扱手数料): ATMで現金を引き出したり、預け入れたりする際に基本となる手数料です。
- 時間外手数料: 金融機関が定める特定の時間帯(例えば、平日の早朝・夜間や土日祝日など)にATMを利用する際に、上記の利用手数料に加えて課される割増料金です。
- 振込手数料: ATMを利用して他の口座へ資金を振り込む際に発生する手数料です。振込先の金融機関(自行宛か他行宛か)や振込金額によって料金が変動するのが一般的です。
これらの手数料は、個々の取引条件によって組み合わされて請求されることがあります。
料金設定のしくみ:ATM設置会社と利用銀行の役割分担
コンビニATMの利用者に請求される最終的な手数料は、ATMを設置・運営する会社(例:セブン銀行、ローソン銀行、株式会社イーネットなど)と、利用者がキャッシュカードを持つ金融機関との間の契約に基づいて決定されます。
ATM設置会社は、提携する金融機関に対してATMシステムの利用料などを請求します。それを受けて、各金融機関は自行の顧客向けに手数料体系を設定します。このため、同じコンビニATMを利用しても、どの銀行のキャッシュカードを使うかによって手数料が異なるという状況が生まれます。また、金融機関によっては、口座の取引状況などに応じて手数料の優遇制度を設けている場合もあります。
【主要銀行ごと】コンビニATM利用時の手数料体系をチェック
コンビニATMの利用手数料は、お持ちのキャッシュカードを発行している金融機関によって大きく異なります。ここでは、いくつかの主要な銀行について、コンビニATMを利用する際の手数料体系の一般的な傾向を紹介します。手数料は変更されることがありますので、最新かつ正確な情報は必ず各金融機関の公式ウェブサイト等でご確認ください。
三井住友銀行のキャッシュカードでコンビニATMを利用する場合の手数料
三井住友銀行のキャッシュカードでコンビニATMを利用する際の手数料は、利用するATMの種類や時間帯によって変動します。
主な提携コンビニATM(セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM・E-net ATM等)での料金
セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、E-net ATM(ファミリーマートなどに設置)などが主な提携コンビニATMです。これらのATMで現金の引き出しや預け入れを行う際には、所定の手数料が発生します。
時間帯別手数料(平日日中・夜間・土日祝)の目安とSMBCポイントパック等による優遇がない場合
SMBCポイントパックなどの手数料優遇サービスが適用されない場合の一般的な手数料の目安は以下の通りです(料金は変動する可能性があります)。
- 平日日中(8:45~18:00): 220円
- 平日時間外(上記以外)・土曜・日曜・祝日: 330円
預け入れについても、引き出しと同様の手数料がかかるのが一般的です。
参照元: ATM手数料のご案内 : 三井住友銀行
みずほ銀行のキャッシュカードでコンビニATMを利用する場合の手数料
みずほ銀行のキャッシュカードも、提携しているコンビニATMで利用できます。手数料は利用時間帯や曜日によって異なります。
主な提携コンビニATMでの料金と時間帯による変動
セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、E-net ATMなどが利用可能です。これらのATMでの手数料は、平日日中とそれ以外の時間帯(平日時間外、土日祝日)で異なる料金設定がされています。
みずほマイレージクラブのステージ優遇がない場合の基本手数料
みずほマイレージクラブの取引状況に応じた優遇が適用されない場合の基本的な手数料の目安は以下の通りです(料金は変動する可能性があります)。
- 平日日中(8:45~18:00): 110円
- 平日時間外(上記以外)・土曜・日曜・祝日: 220円
預け入れ手数料も、引き出しと同様の体系であることが一般的です。
ネット銀行(例:楽天銀行、住信SBIネット銀行など)のコンビニATM手数料
楽天銀行や住信SBIネット銀行といったネット銀行は、実店舗を持たない代わりにコンビニATMとの提携を積極的に行い、顧客の利便性を高めています。
代表的なネット銀行の提携ATMと基本手数料(無料回数超過後の有料区分)
多くのネット銀行は、セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、E-net ATM、イオン銀行ATMなど、広範なコンビニATMと提携しています。預け入れは無料、引き出しは月に数回まで無料とし、その無料回数を超過した場合には1回あたり220円から275円程度の手数料が発生する料金体系が一般的です。
各行の会員ランク・ステージ制度と手数料の関係(優遇適用外のケース)
ネット銀行の多くは、預金残高やサービスの利用状況に応じた会員ランク制度やステージ制度を導入しています。ランクやステージが上がると、ATM利用手数料の無料回数が増加するなどの特典があります。これらの優遇が適用されない場合や、無料回数を使い切った後は、各行所定の基本手数料が適用されます。
ゆうちょ銀行のキャッシュカードでコンビニATMを利用する場合の手数料
ゆうちょ銀行のキャッシュカードは、ファミリーマートに設置されているゆうちょATMや、提携しているコンビニATMで利用できます。手数料は利用時間帯や曜日によって異なります。
主な提携コンビニATMでの料金と時間帯による変動
セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、E-net ATMなどが利用可能です。これらのATMでの手数料は、平日日中とそれ以外の時間帯(平日時間外、土日祝日)で異なる料金設定がされています。
ファミリーマート(ゆうちょATM)での料金体系
ファミリーマートに設置されているゆうちょATM(小型ATM)で、現金の引き出しや預け入れが可能です。ゆうちょ銀行のATM利用手数料は、以下の通りです(料金は変動する可能性があります)。
- 平日日中(8:45~18:00)・土曜(9:00~14:00): 無料
- 時間外(上記以外)・日曜・祝日: 110円
地方銀行・信用金庫のキャッシュカード利用時の一般的な手数料傾向
地方銀行や信用金庫のキャッシュカードも、提携しているコンビニATMで利用できるケースがあります。
提携コンビニATMでの手数料水準と確認すべきポイント(MICS接続等)
多くの地方銀行や信用金庫は、全国の金融機関ATMをオンラインで結ぶMICS(全国キャッシュサービス)ネットワークを通じて、他の金融機関のATMやコンビニATM(セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、E-net ATMなど)での取引を可能にしています。手数料は各金融機関が独自に定めており、一般的に自行ATMを利用するよりも高めに設定されている傾向があります。
自行の優遇サービスが適用されない場合の標準的な料金
自行の給与振込口座や一定額以上の預金残高といった優遇サービスの条件を満たさない場合、コンビニATM利用時の手数料は、平日日中でも110円から220円程度、平日時間外や土日祝日では220円から330円程度かかることが標準的です。ただし、金融機関によって手数料体系は大きく異なるため、詳細は必ずご利用の地方銀行や信用金庫の公式情報を確認してください。
【コンビニATM運営会社別】手数料体系の特色と確認ポイント
コンビニATMは、セブン銀行、ローソン銀行、E-net、イオン銀行などが主な運営会社です。これらのATMで他行のキャッシュカードを利用する際の手数料は、基本的にカード発行元の金融機関の規定によります。ここでは、各ATM運営会社が自社銀行口座の利用者に提供する手数料体系や、提携金融機関利用時の一般的な注意点を解説します。
セブン銀行ATM:提携金融機関ごとの手数料とセブン銀行口座利用時の料金
全国のセブン-イレブン店舗を中心に設置されているセブン銀行ATMは、非常に多くの金融機関と提携しています。
- 提携金融機関のカード利用時: 手数料は、利用するキャッシュカードを発行した金融機関の規定に従います。ATM画面に表示される手数料を確認してください。
- セブン銀行口座利用時: セブン銀行のキャッシュカードを利用する場合、日中時間帯(例:7:00~19:00)の現金引き出し手数料は無料です。それ以外の時間帯は110円の手数料がかかります。預け入れ手数料は無料です。(2025年6月時点)。
参照元: 手数料一覧 | セブン銀行
ローソン銀行ATM:提携金融機関ごとの手数料とローソン銀行口座利用時の料金
主にローソン店舗に設置されているローソン銀行ATMも、多くの金融機関と提携しています。
- 提携金融機関のカード利用時: 手数料は、利用するキャッシュカードを発行した金融機関の規定に従います。利用前にATM画面で手数料を確認しましょう。
- ローソン銀行口座利用時: ローソン銀行のキャッシュカードでは、日中時間帯(例:7:00~19:00)の現金引き出し・預け入れ手数料は無料です。それ以外の時間帯は110円の手数料がかかります(2025年6月時点)。
参照元: 手数料一覧(ローソン銀行口座・個人のお客さま) | ローソン銀行
E-net ATM(ファミリーマート等に設置):幅広い提携金融機関と手数料設定の概要
E-net ATMは、ファミリーマート、デイリーヤマザキ、ポプラなどのコンビニエンスストアのほか、一部のスーパーマーケットや鉄道駅などにも設置されています。都市銀行、地方銀行、信用金庫、ネット銀行など、非常に多くの金融機関と提携しているのが特徴です。
- 提携金融機関のカード利用時: 手数料は、利用するキャッシュカードを発行した金融機関の規定によって決まります。取引開始前にATM画面に表示される手数料を必ず確認してください。E-net自体は手数料を直接設定するのではなく、提携金融機関が定める手数料が表示される仕組みです。
イオン銀行ATM(ミニストップ等に設置):提携金融機関ごとの手数料とイオン銀行口座利用時の料金
イオン銀行ATMは、ミニストップやイオングループのショッピングセンター内に主に設置されています。
- 提携金融機関のカード利用時: 手数料は、利用するキャッシュカードを発行した金融機関の規定に従います。取引前に手数料表示を確認することが大切です。
- イオン銀行口座利用時: イオン銀行のキャッシュカードを利用する場合、イオン銀行ATMでの現金引き出し・預け入れ手数料は原則として24時間365日無料です。ただし、一部提携金融機関ATM(イオン銀行ATM以外のATM)を利用する場合は、所定の手数料がかかることがあります。
参照元: ATMサービス |イオン銀行
時間帯でここまで変わる!コンビニATM手数料のパターン解説
コンビニATMの利用手数料は、利用する時間帯によって大きく変動することがあります。ここでは、一般的な手数料のパターンを時間帯別に解説します。具体的な時間区分や料金は金融機関によって異なりますので、あくまで目安として参考にしてください。
「平日日中(例:8:45~18:00)」の手数料:多くの銀行で最も安い、または無料となる料金帯
多くの金融機関では、平日の日中(一般的に午前8時45分から午後6時頃まで)のATM利用手数料を最も安く設定しているか、特定の条件(自行カード利用など)を満たせば無料としています。この時間帯は銀行の窓口が営業している時間と重なるため、利用者にとって手数料負担が軽い傾向にあります。
「平日時間外(早朝・夜間)」の手数料:いつから割増?具体的な料金例(例:110円、220円など)
平日であっても、早朝(例:午前8時45分以前)や夜間(例:午後6時以降)にコンビニATMを利用する場合、時間外手数料が加算されることが一般的です。この割増料金は金融機関によって異なりますが、多くの場合110円または220円が追加で発生します。時間外手数料が適用される具体的な時間帯は、ご利用の金融機関の規定を確認する必要があります。
「土曜・日曜・祝日」の手数料:終日有料・割増が基本?具体的な料金例
土曜日、日曜日、祝日にコンビニATMを利用する場合、多くの金融機関では終日、平日時間外と同等の手数料(例:110円、220円、金融機関によっては330円など)がかかるのが基本です。平日日中のような無料または割引料金帯は設けられていないことが多いです。ただし、ネット銀行など一部の金融機関では、曜日に関わらず月数回まで無料といったサービスを提供している場合もあります。
年末年始・ゴールデンウィークなど大型連休中の手数料:通常と異なる場合の注意点と確認方法
年末年始(通常12月31日から1月3日)やゴールデンウィークなどの大型連休期間中は、暦の上で祝日扱いとなる日が多いため、土日祝日と同様の手数料体系が適用されることが一般的です。金融機関によっては、この期間のATM稼働時間を短縮したり、システムメンテナンスを実施したりすることもあります。大型連休中にATMの利用を予定している場合は、事前にご利用の金融機関のウェブサイトなどで、手数料だけでなくATMの稼働状況も確認しておくことをお勧めします。
【取引別】コンビニATMでかかる手数料の料金相場
コンビニATMでは、現金の引き出しや預け入れ以外にも、振込などの取引が可能です。ここでは、主要な取引ごとに発生する手数料の一般的な料金相場について解説します。
現金引き出し:基本的な手数料と銀行・時間帯による一般的な料金帯
現金引き出しはコンビニATMで最も頻繁に利用される取引の一つです。手数料は、利用するキャッシュカードの金融機関、利用するコンビニATMの種類(セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、E-net ATMなど)、曜日、時間帯によって大きく異なります。手数料優遇サービスがない場合、一般的な料金帯は以下の通りです。
- 平日日中: 無料~220円程度
- 平日時間外・土日祝日: 110円~330円程度
現金預け入れ:引き出し手数料との違いは?一般的な料金帯
現金預け入れの手数料は、多くの金融機関で現金引き出しの手数料と同額、または同様の体系で設定されていることが多いです。ただし、ネット銀行など一部の金融機関では、提携ATMでの預け入れ手数料を無料としている場合があります。料金帯としては、引き出しと同様に無料から330円程度が一般的です。
振込:コンビニATMからの振込にかかる手数料の内訳と総額
コンビニATMから振込を行う際には、「振込手数料」と、場合によっては別途「ATM利用手数料」が発生します。これらを合計した金額が、実際に支払う手数料総額となります。
振込手数料(金融機関宛・振込金額別)とATM利用手数料の合算について
振込時には、まず振込先の金融機関や振込金額に応じた「振込手数料」がかかります。これに加えて、コンビニATMを利用するための「ATM利用手数料(時間外手数料などを含む)」が別途必要な場合があります。金融機関によっては、ATM利用手数料が振込手数料に含まれている(あるいは振込時はATM利用手数料が免除される)ケースもありますので、取引前の確認画面や利用明細で内訳を確認することが重要です。
振込先金融機関(利用銀行の自行宛・他行宛)による振込手数料の違い
振込手数料は、振込先口座がキャッシュカード発行元の金融機関と同じか(自行宛)、異なる金融機関か(他行宛)によって大きく変動します。一般的に、自行宛の振込手数料は無料または比較的安価(例:0円~220円程度)に設定されているのに対し、他行宛の振込手数料は高くなる傾向があります(例:220円~660円程度、金融機関やATMによってさらに高額な場合もあり)。
振込金額(例:3万円未満/3万円以上など)による振込手数料の変動
多くの金融機関では、振込金額によっても振込手数料が異なります。一般的には「3万円未満」と「3万円以上」といった区分が設けられており、3万円以上の振込の方が手数料が高く設定されています。一部金融機関では、さらに細かい金額区分がある場合もあります。
残高照会:手数料は原則無料か?有料になるケースと確認方法
コンビニATMでの残高照会は、ほとんどの金融機関で原則として手数料無料で行うことができます。ただし、ごく稀に、特定の提携関係や特殊な条件下で手数料が発生する可能性もゼロではありません。通常はATMの操作画面に手数料に関する情報が表示されるか、金融機関の利用規約に記載されています。不明な場合は、利用前に金融機関に確認すると安心です。
硬貨の入出金:コンビニATMでの取り扱い状況と手数料について(原則不可が多い点)
コンビニATMでは、原則として硬貨の入金および出金はできません。ATM内部の構造や故障リスク、管理効率の観点から、紙幣のみの取り扱いとなっているのが一般的です。硬貨を伴う取引が必要な場合は、金融機関の窓口や、硬貨対応機能を持つ金融機関設置のATMを利用する必要があります。
コンビニATM手数料に関するQ&A:知っておきたい疑問点
コンビニATMの手数料に関して、多くの方が抱く疑問点についてQ&A形式で解説します。
Q1. ATMの利用手数料は、引き出す金額や預け入れる金額によって変わりますか?
A1. 一般的に、コンビニATMでの現金引き出しや預け入れの「利用手数料(取扱手数料)」自体は、取引金額の多寡によって変動しません。1回あたりの手数料として固定されている場合がほとんどです。ただし、振込取引の場合は、前述の通り振込金額によって「振込手数料」が変動することがあります。
Q2. 利用明細票(レシート)で、手数料の具体的な金額や内訳は確認できますか?
A2. はい、確認できます。コンビニATMを利用して取引を行った際、発行される利用明細票(レシート)には、通常、取引内容と共に発生した手数料の金額が記載されています。振込の場合は、振込手数料とATM利用手数料が分けて記載されるか、合算で表示されるかは金融機関やATMによりますが、何らかの形で手数料額は明示されます。
Q3. 手数料をできるだけ抑えたい、無料にする方法について知りたい
A3. コンビニATMの手数料を抑える、あるいは無料にする方法はいくつか考えられます。例えば、ご利用の金融機関が提供する手数料優遇プログラム(特定の預金残高、給与振込口座指定、クレジットカードの利用など)の条件を満たす、手数料が無料となる時間帯や曜日を選ぶ、ネット銀行のようにATM手数料無料回数が多い金融機関を利用する、などが挙げられます。具体的な方法については、他の専門記事やご利用金融機関の情報をご参照ください。
Q4. スマートフォンを使ったATM取引(カードレス取引)の場合、手数料はキャッシュカード利用時と異なりますか?
A4. スマートフォンアプリを利用したカードレスATM取引の手数料は、基本的にキャッシュカードを利用した場合の手数料体系に準じることが多いです。つまり、カードレスだからといって手数料が特別に安くなったり高くなったりするケースは一般的ではありません。ただし、金融機関によってはカードレス取引専用のキャンペーンなどで一時的に手数料が優遇される可能性も考えられますので、詳細はご利用の金融機関にご確認ください。
Q5. デビットカードやプリペイドカードをATMで利用(チャージ・出金)する際の手数料はどうなっていますか?
A5. デビットカードをコンビニATMで利用して預金口座から現金を引き出す場合、基本的にはキャッシュカードと同様の手数料体系が適用されます。プリペイドカードの場合、ATMでのチャージ(入金)や出金(現金化)に対応しているカードは限られており、対応している場合でも発行会社所定の手数料がかかることが一般的です。手数料はカードの種類や発行会社によって大きく異なるため、各カードの規約やウェブサイトで確認が必要です。
Q6. 法人名義のキャッシュカードでコンビニATMを利用する場合、個人口座と手数料体系は異なりますか?
A6. 法人名義のキャッシュカードでコンビニATMを利用する場合、個人口座とは異なる手数料体系が適用されることが一般的です。多くの金融機関では、法人向けサービスの手数料は個人向けと別途定められており、コンビニATM利用手数料も高めに設定されている傾向があります。また、利用できるATMや取引の種類が制限されている場合もありますので、事前にご利用の金融機関に確認することが重要です。
Q7. 海外で発行されたキャッシュカードやクレジットカードで日本のコンビニATMから日本円を引き出す際の手数料は?
A7. 海外で発行されたキャッシュカード(国際キャッシュカード)やクレジットカードを利用して、日本のコンビニATM(主にセブン銀行ATM、ゆうちょ銀行ATM、イオン銀行ATMなどが対応)から日本円を引き出すことは可能です。この場合、ATM設置機関(セブン銀行など)が定めるATM利用手数料に加え、カード発行会社が定める海外ATM利用手数料や為替手数料などが別途発生します。手数料体系はカード発行会社や利用するATMによって異なりますので、詳細は関連する専門記事やカード発行会社の情報をご参照ください。
Q8. ATMの画面に手数料が明示されない(または見つけにくい)場合、どうすれば事前に確認できますか?
A8. 原則として、手数料が発生する取引の場合、最終確認画面などで手数料額が表示されるはずです。もし画面上で手数料が見つけにくい、または明示されないと感じた場合は、取引を中断し、ご利用のキャッシュカードを発行している金融機関のウェブサイトで手数料規定を確認するか、コールセンター等に問い合わせるのが確実です。また、ATMによっては、取引開始前に「手数料案内」といったメニューが用意されていることもあります。
Q9. 自分の銀行が提携していないコンビニATMでも現金を引き出せますか?その場合の手数料は高くなりますか?
A9. ご利用の銀行が直接提携していないコンビニATMでも、そのATMがMICSなどの全国的なATMネットワークに接続していれば、現金を引き出せる場合があります。ただし、この場合の手数料は、直接提携しているATMを利用するよりも高額になるのが一般的です。また、預け入れや振込などの取引はできない場合が多いです。確実なのは、ご利用の銀行が提携しているコンビニATMを利用することです。
Q10. 手数料が無料になるはずの条件を満たしていたのに請求されました。どこに問い合わせればよいでしょうか?
A10. 手数料が無料になる条件(例えば、特定の会員ステージやキャンペーン期間中など)を満たしていたにも関わらず手数料が請求された場合は、まずご利用のキャッシュカードを発行している金融機関のコールセンターや窓口に問い合わせてください。取引日時、利用したATMの場所、具体的な状況などを伝え、確認を依頼しましょう。その際、利用明細票があれば手元に用意しておくとスムーズです。







