全国のセブンイレブン店舗を中心に設置されているセブン銀行ATMは、私たちの生活に欠かせない金融インフラの一つです。預け入れや引き出しはもちろん、振込や各種手続きなど、多様なサービスを提供しています。この記事では、セブンイレブン(セブン銀行)ATMを利用する際に知っておきたい手数料体系、振込方法、営業時間、各種限度額、利用可能なカードや便利な機能、そして注意点やよくある質問について詳しく解説します。
セブンイレブン(セブン銀行)ATMの基本情報と主な特徴
まず、セブン銀行ATMがどのようなATMなのか、その基本的な情報と特徴を把握しましょう。
全国のセブンイレブン店舗等に広がるセブン銀行ATMネットワーク
セブン銀行ATMは、その名の通り、主に全国のセブンイレブン店舗内に設置されています。これに加えて、駅、空港、商業施設、オフィスビルなど、セブンイレブン以外の場所にも設置が進んでおり、広範なネットワークを形成しています。このアクセスの良さが、多くの人々に利用される理由の一つです。
セブン銀行ATMが提供するサービスの概要(預け入れ、引き出し、振込、その他)
セブン銀行ATMでは、以下のような主要な金融サービスを利用できます。
- 預け入れ(入金): 現金を口座に入金できます。
- 引き出し(出金): 口座から現金を引き出せます。
- 振込: 他の金融機関の口座やセブン銀行口座へ資金を振り込めます。
- 残高照会: 口座の残高を確認できます。
- その他: クレジットカードのキャッシング、電子マネーへのチャージ、海外発行カードによる日本円の引き出し、海外送金受取サービスなど、多岐にわたるサービスを提供しています。
他のコンビニATMと比較したセブン銀行ATMの特色(例:スマホATM、海外発行カード対応の充実度など)
セブン銀行ATMは、他のコンビニATMと比較していくつかの特色があります。
- スマホATM(カードレス取引): セブン銀行口座をお持ちの方は、専用アプリを利用してキャッシュカードなしでATM取引(預け入れ・引き出し・ローン借入/返済)が可能です。
- 海外発行カードへの対応: 多くの国際ブランドのクレジットカードやキャッシュカードによる日本円の引き出しに対応しており、海外からの旅行者や居住者にとっても利便性が高いです。
- 多言語対応: ATMの操作画面は、日本語のほか、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、タイ語、マレーシア語、インドネシア語、ベトナム語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、スペイン語に対応しており、幅広い利用者に配慮されています。
- 独自の提携サービス: Myセブン銀行アプリを通じた企業からの払戻しサービスや、ATMでの募金受付など、独自のサービスも展開しています。
セブンイレブン(セブン銀行)ATMの利用手数料について
セブン銀行ATMを利用する際の手数料は、利用する口座の種類(セブン銀行口座か、提携金融機関の口座か)や取引内容、時間帯によって異なります。
セブン銀行口座を利用する場合の手数料
セブン銀行のキャッシュカードでセブン銀行ATMを利用する際の手数料は以下の通りです(2025年6月時点)。
現金預け入れ・引き出し手数料(平日・土日祝の時間帯別料金体系)
| 時間帯 | 手数料 |
|---|---|
| 7:00~19:00 | 無料 |
| 上記以外 | 110円 |
※上記は預け入れ・引き出しともに共通です。
※一部の提携サービス(ローンなど)では手数料が異なる場合があります。
振込手数料(セブン銀行宛・他行宛の料金)
- セブン銀行宛: 55円
- 他行宛: 165円
※振込金額にかかわらず一律です。
(注:上記手数料は2025年6月現在の情報です。最新の情報はセブン銀行公式サイトでご確認ください。)
参照元: 手数料一覧 | セブン銀行
提携金融機関のキャッシュカードを利用する場合のATM手数料
セブン銀行ATMは、都市銀行、地方銀行、ネット銀行、信用金庫など、非常に多くの金融機関と提携しています。これらの提携金融機関のキャッシュカードを利用してセブン銀行ATMで取引を行う場合の手数料は、セブン銀行が定めるものではなく、キャッシュカードを発行した各金融機関の規定によります。
そのため、同じセブン銀行ATMを利用しても、どの銀行のキャッシュカードを使うかによって手数料が無料になったり、有料になったり、またその金額も異なります。
提携金融機関のATM手数料
- 銀行
- カードローン
- クレジットカード
多くの金融機関では、給与振込口座の指定や一定額以上の預金残高、特定のサービスの利用など、手数料が優遇される条件を設けています。これらの条件や具体的な手数料については、ご利用の金融機関のウェブサイトや窓口で確認してください。
クレジットカードでキャッシングする際のATM利用手数料
セブン銀行ATMでクレジットカードのキャッシング機能を利用する場合、クレジットカード会社が定めるATM利用手数料が発生することがあります。一般的に、1万円以下の取引で110円、1万円を超える取引で220円の手数料がかかることが多いですが、これもカード会社や契約内容によって異なります。詳細はご利用のクレジットカード会社にご確認ください。
セブンイレブン(セブン銀行)ATMを利用した振込の方法と注意点
セブン銀行ATMからの振込は、キャッシュカードを利用して簡単に行うことができます。
振込可能な取引の種類(キャッシュカード振込、現金振込の可否と条件 ※セブン銀行口座)
- キャッシュカード振込: セブン銀行のキャッシュカードを利用して振込が可能です。
- 現金振込: セブン銀行ATMでは、現金による振込は取り扱っていません。 振込を行うには、必ずキャッシュカードが必要です。セブン銀行口座をお持ちでない方が振込をしたい場合は、まずセブン銀行口座を開設するか、他の振込手段を検討する必要があります。
振込先口座の入力方法と確認手順
ATM画面の指示に従い、以下の情報を入力します。
- 振込先の金融機関名(銀行名、信用金庫名など)
- 支店名
- 預金種目(普通、当座など)
- 口座番号
- 振込金額
- 依頼人名(通常はキャッシュカードの名義人)
入力後、振込先の口座名義人が画面に表示されるので、間違いがないか必ず確認してください。
ATM画面での振込操作の基本的な流れ
- ATMの初期画面で「お振込み」を選択。
- キャッシュカードを挿入し、暗証番号を入力。
- 振込先の金融機関、支店、口座番号、振込金額などを画面の案内に沿って入力。
- 振込内容(振込先口座名義、振込金額、手数料など)を最終確認。
- 確認後、実行ボタンを押すと振込処理が行われます。
- 利用明細票を受け取ります。
振込の受付時間と振込先口座への入金反映タイミング
- 受付時間: セブン銀行ATMの稼働時間内であれば、原則として24時間365日振込手続きが可能です(システムメンテナンス時を除く)。
- 入金反映タイミング:
- セブン銀行宛: 原則として即時入金されます。
- 他行宛: 原則として即時入金されます。
セブンイレブン(セブン銀行)ATMの営業時間と利用可能な時間帯
セブン銀行ATMは、その高い利便性から多くの人に利用されています。
原則24時間365日利用できるATMサービス
セブン銀行ATMは、設置されているセブンイレブン店舗などが営業していれば、原則として24時間365日利用可能です。これにより、深夜や早朝、休日でも急な現金の入用や振込に対応できます。
システムメンテナンスによる利用休止時間帯とその確認方法
セブン銀行自体がシステムメンテナンスを行うため、一時的にATMサービスが利用できなくなる時間帯があります。これらのメンテナンス情報は、セブン銀行の公式サイトやATM画面で事前に告知されます。特に深夜から早朝にかけて行われることが多いので、その時間帯に利用を予定している場合は事前に確認することをお勧めします。
参照元: 重要なお知らせ | セブン銀行
セブンイレブン店舗自体の営業時間とATM利用の可否について
セブン銀行ATMはセブンイレブン店舗内に設置されていることが多いため、店舗が24時間営業でない場合(例:駅構内やオフィスビル内の店舗で営業時間が限られている場合など)は、ATMの利用も店舗の営業時間に準じます。
セブンイレブン(セブン銀行)ATMの各種取引限度額
安全な取引のため、セブン銀行ATMでは各種取引に限度額が設定されています。
現金引き出し限度額の設定
セブン銀行口座の初期設定限度額と変更手続き
セブン銀行口座のキャッシュカードによる1日あたりの引き出し限度額は、初期設定では50万円(ICカードの場合)となっています。この限度額は、セブン銀行のダイレクトバンキングサービスやATMから引き下げることが可能です。引き上げる場合は、書面での手続きが必要となる場合があります。
提携金融機関カードの場合の限度額(発行金融機関の規定に基づく)
提携金融機関のキャッシュカードを利用する場合の引き出し限度額は、セブン銀行ではなく、そのキャッシュカードを発行した金融機関の規定に基づきます。また、金融機関によっては、自行ATMと提携ATMで限度額を別途設定している場合もあります。
現金預け入れの限度額(1回あたりの紙幣枚数・金額の上限など)
セブン銀行ATMでの1回あたりの預け入れ限度額は、紙幣50枚まで、または金額50万円までとなっていることが一般的です。これを超える金額を預け入れる場合は、複数回に分けて操作する必要があります。
振込限度額(1回あたり・1日あたり)
セブン銀行口座からの振込限度額と変更手続き
セブン銀行口座からの振込限度額は、1日あたり初期設定で200万円となっています。この限度額も、ダイレクトバンキングサービスやATMから変更(引き下げ・引き上げ)が可能です。
提携金融機関カードを利用する場合の振込限度額
提携金融機関のキャッシュカードを利用する場合の振込限度額は、そのカード発行金融機関の規定に従います。
セブンイレブン(セブン銀行)ATMで利用できるカードと便利な機能
セブン銀行ATMは、多様なカードに対応し、便利な機能も提供しています。
利用可能なキャッシュカード・ローンカード
セブン銀行発行のカード
セブン銀行のキャッシュカードはもちろん、ローンサービスカードも利用可能です。
主な提携金融機関発行のカード(都市銀行、地方銀行、ネット銀行、信用金庫など)
三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行といった都市銀行、全国の地方銀行、楽天銀行や住信SBIネット銀行などのネット銀行、ゆうちょ銀行、信用金庫、労働金庫、JAバンクなど、非常に多くの金融機関のキャッシュカードが利用できます。
クレジットカードキャッシングの対応国際ブランド
VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubなど、主要な国際ブランドのクレジットカードによるキャッシングが可能です。
スマホATM(カードレス取引):対応アプリと利用手順
セブン銀行口座をお持ちの方は、「Myセブン銀行」アプリを利用することで、キャッシュカードを使わずにスマートフォンだけでATMから現金の預け入れ・引き出し、カードローンの借入れ・返済ができます。アプリの画面指示に従ってATMを操作します。
海外発行カードによる日本円引き出しサービスと対応ブランド
Cirrus、PLUS、UnionPay(銀聯)などの国際ネットワークに対応した海外発行のキャッシュカードや、VISA、Mastercard、JCBなどの国際ブランドが付いたクレジットカード・デビットカードで日本円を引き出すことができます。
nanacoなど電子マネーへの現金チャージ機能
セブン&アイグループの電子マネー「nanaco」をはじめ、交通系ICカード(Suica、PASMOなど)や楽天Edyなど、一部の電子マネーへの現金チャージが可能です。
その他提供サービス(海外送金受取、企業からの払戻し、募金など)
- 海外送金受取: Western Union(ウエスタンユニオン)と提携し、海外からの送金をセブン銀行ATMで受け取れるサービスを提供しています。
- 企業からの払戻し: Myセブン銀行アプリを利用して、企業からの各種払戻金をATMで受け取れるサービスがあります。
- 募金: ATM画面から簡単に各種団体への募金ができます。
セブンイレブン(セブン銀行)ATM利用時の一般的な注意点とトラブル対処
安心してATMを利用するために、いくつかの注意点とトラブル時の対処法を知っておきましょう。
暗証番号の管理とセキュリティに関する推奨事項
- 暗証番号は他人に知られないよう厳重に管理してください。
- 生年月日や電話番号など、推測されやすい番号の使用は避けましょう。
- ATM操作時は、暗証番号入力画面を他人に見られないよう手で覆うなど注意しましょう。
- 不審な装置が取り付けられていないか、ATMの周囲を確認することも有効です。
利用明細票の重要性と保管について
取引後は必ず利用明細票を受け取り、内容を確認しましょう。利用明細票は、取引の証拠となるため、一定期間保管することをお勧めします。不要になった場合は、個人情報が漏れないようシュレッダーにかけるなど適切に処分してください。
カードや現金の取り忘れを防ぐための確認ポイント
取引終了後は、キャッシュカード、現金、利用明細票を確実に受け取ったか、ATMの取り出し口を再度確認する習慣をつけましょう。特に連続して取引を行う場合などは注意が必要です。
ATM操作中のトラブル(カード読み取り不良、現金詰まり等)発生時の連絡先
万が一、ATM操作中にカードが読み取られない、現金が詰まった、カードが吸い込まれたなどのトラブルが発生した場合は、ATMに備え付けられているインターホンで連絡するか、ATM画面に表示されるセブン銀行のコールセンターに連絡してください。無理に自分で対処しようとせず、専門のオペレーターの指示を仰ぎましょう。
セブンイレブン(セブン銀行)ATM利用に関するよくある質問(Q&A)
セブン銀行ATMの利用に関する一般的な疑問についてお答えします。
Q1. セブン銀行ATMで硬貨の入金や出金はできますか。
A1. いいえ、セブン銀行ATMでは硬貨の入金および出金はできません。紙幣のみの取り扱いとなります。
Q2. セブン銀行ATMで通帳を使用した取引は可能ですか。
A2. いいえ、セブン銀行ATMでは通帳を使用した記帳や預け入れ・引き出しなどの取引はできません。取引にはキャッシュカードが必要です。
Q3. 振込操作中に振込先情報を間違えた場合、ATMで取消はできますか。
A3. ATMで振込操作を完了した後(実行ボタンを押した後)は、ATMでの取消は原則としてできません。振込先の金融機関や口座番号を間違えた場合は、速やかに振込元の金融機関(セブン銀行口座からの振込ならセブン銀行、提携金融機関カードならその金融機関)に連絡し、組戻し(振込資金の返却依頼)などの手続きについて相談してください。組戻しには手数料がかかる場合があります。
Q4. セブン銀行ATMでの取引履歴はどのように確認できますか(セブン銀行口座の場合)。
A4. セブン銀行口座の取引履歴は、セブン銀行のダイレクトバンキングサービス(インターネットバンキング)やMyセブン銀行アプリで確認できます。また、定期的に郵送される取引レポート(お申込みにより)でも確認可能です。ATMでは、直近の取引履歴を一部照会できる場合があります。
Q5. セブン銀行のキャッシュカードがATMで使えなくなりました。どうすればよいですか。
A5. キャッシュカードが使えない原因としては、磁気不良、ICチップの破損、暗証番号の相違・ロック、有効期限切れ(デビット付きキャッシュカードなど一部)などが考えられます。セブン銀行のコールセンターに連絡し、状況を伝えて指示を仰いでください。カードの再発行が必要になる場合があります。
Q6. セブン銀行ATMの操作画面の言語を日本語以外に変更できますか。
A6. はい、変更可能です。セブン銀行ATMは多言語に対応しており、日本語のほか、英語、中国語、韓国語など複数の言語を選択して操作できます。初期画面で言語選択ボタンが表示されます。
Q7. セブンイレブン以外の場所に設置されているセブン銀行ATMも同じサービス内容ですか。
A7. 基本的なサービス内容(預け入れ、引き出し、振込など)や手数料体系(セブン銀行口座利用時)は、セブンイレブン内外のセブン銀行ATMで共通です。ただし、設置場所によってはATMの機種が異なり、一部の付帯サービス(例:特定の電子マネーチャージの可否など)に違いがある場合や、営業時間が異なる場合があります。
最終更新日: 2025年7月2日




