カードローンを利用する際、最も気になるのが「金利」です。わずか数パーセントの金利差であっても、返済期間が長くなればなるほど、支払う利息の総額には数万円から数十万円の差が生じます。
少しでも負担を減らして賢くお金を借りるためには、表面的な金利の数字だけでなく、自身の利用目的や返済計画に合ったサービスを選ぶ必要があります。
この記事では、利息を抑えたい方に適したカードローンの選び方と、おすすめの低金利カードローンについて解説します。
低金利カードローンの選び方 3つの重要ポイント
ランキングを確認する前に、金利で失敗しないための重要な比較ポイントを理解しておく必要があります。広告に表示されている「最安金利」だけで判断するのは早計です。
1. 下限金利ではなく「上限金利」で比較する
カードローンの金利は「年1.5%〜14.5%」のように幅を持って表示されます。
初めての契約や、借入限度額が100万円未満の少額利用の場合、適用されるのは最も高い金利(上限金利)であることが一般的です。
- A社:年1.5%〜14.0%
- B社:年3.0%〜18.0%
この場合、下限金利はA社の方が低いですが、実際に初回契約で適用される可能性が高い上限金利で見ても、A社(14.0%)の方が低金利であると判断します。比較の際は必ず大きい方の数字を見てください。
2. 「銀行カードローン」を優先的に検討する
一般的に、消費者金融よりも銀行カードローンの方が低金利に設定されています。
- 消費者金融の上限金利:年18.0%程度
- 銀行カードローンの上限金利:年14.0%〜15.0%程度
長期的に返済していく計画であれば、銀行カードローンを選ぶことで利息負担を大幅に軽減できます。
3. 短期返済なら「無利息期間」を活用する
もし「給料日までのつなぎ」や「3ヶ月以内で完済できる」といった短期利用であれば、金利の低さよりも「無利息期間サービス」のある消費者金融を選んだ方が、総支払額が安くなるケースがあります。
低金利カードローンおすすめランキング
金利の低さ、利便性、信頼性を総合的に評価した、おすすめの低金利カードローンを紹介します。
1. ネット銀行系カードローン
実店舗を持たないネット銀行は、運営コストを抑えられる分、金利や手数料の面で利用者に還元している傾向があります。
- 特徴:業界最低水準の金利設定である場合が多い
- メリット:スマホですべて完済でき、提携コンビニATMの手数料が無料になる回数が設定されていることが多い
- 注意点:審査には数日かかる場合があり、即日融資には対応していないことが多い
楽天銀行スーパーローンや住信SBIネット銀行カードローンなどが代表的です。普段利用している銀行口座があれば、振込の手軽さなどの優遇を受けられる場合があります。
2. メガバンク・地方銀行カードローン
三菱UFJ銀行(バンクイック)や三井住友銀行などのメガバンク、または地元の地方銀行が提供するカードローンです。
- 特徴:安心感があり、上限金利が年14%台と安定して低い
- メリット:すでに口座を持っている場合、申し込みの手続きが簡略化されることがある。キャッシュカードにローン機能を付帯できる場合もある
- 注意点:審査基準は消費者金融に比べて厳格な傾向にある
3. 無利息期間のある大手消費者金融
- 特徴:基本の金利(上限年18.0%)は銀行より高い
- メリット:「初回30日間無利息」などのサービスがある。融資スピードが非常に速い
- おすすめな人:数ヶ月以内の短期返済を予定している人
金利差による返済額シミュレーション
実際に金利の違いでどれくらい返済額が変わるのか、例を見てみましょう。
30万円を借りて、毎月1万円ずつ返済する場合の比較です。
| 金利(年率) | 返済回数 | 返済総額 | 利息負担額 |
|---|---|---|---|
| 18.0%(消費者金融) | 41回 | 約402,000円 | 約102,000円 |
| 14.5%(銀行) | 38回 | 約375,000円 | 約75,000円 |
このように、同じ金額を同じペースで返済しても、金利が違うだけで利息負担に約2万7千円もの差が生まれます。借入額が大きくなれば、この差はさらに広がります。
低金利カードローンの審査について
金利が低いということは、金融機関にとっての利益が薄いことを意味します。そのため、貸し倒れのリスクを避けるために、審査基準は厳しくなる傾向にあります。
- 安定した収入:勤続年数が長く、年収が安定していること
- 信用情報:過去に延滞や債務整理の履歴がないこと
- 他社借入:他社からの借入件数や金額が少ないこと
審査に自信がない場合や、どうしても急ぎで資金が必要な場合は、審査スピードに定評がある消費者金融を選び、早期完済を目指すのも一つの戦略です。
まとめ
カードローンを選ぶ際は、自身の利用目的と返済計画に合わせて選ぶことが、結果的に利息を最小限に抑えることにつながります。
- 長期で借りたい・高額借りたい
上限金利が低い「銀行カードローン」や「ネット銀行カードローン」がおすすめ - 短期で返したい・すぐ借りたい
無利息サービスがある「大手消費者金融」がおすすめ
目先の借りやすさだけでなく、完済までのトータルコストを意識して、最適なカードローンを選択してください。

