カードローンの利用を検討しているものの、「正社員ではないから審査に通らないのではないか」「パート勤務で年収が低いから断られるのではないか」と不安を感じている方は少なくありません。
結論から申し上げますと、パートやアルバイトの方でもカードローンの審査に通り、お金を借りることは十分に可能です。
金融機関が審査で最も重視するのは、年収の高さよりも「毎月決まった収入があるか(安定性)」です。そのため、決して正社員でなければならないというルールはありません。
本記事では、雇用形態別の審査基準の傾向や、パート・アルバイトの方が審査通過率を高めるための重要なポイントについて解説します。
「安定した収入」があれば審査は通る
カードローンの申込条件を見ると、ほとんどの金融機関で「安定した収入のある方」と記載されています。この「安定した収入」の定義を正しく理解することが第一歩です。
年収の高さより「継続性」が重要
カードローンの審査において、年収が高いに越したことはありませんが、それ以上に重要なのが「毎月給料をもらっているか」という点です。
- 評価が高い例: 毎月8万円の収入が1年以上続いているパート勤務
- 評価が低い例: 先月は30万円稼いだが、今月は0円という短期アルバイト
つまり、年収が100万円程度であっても、毎月コンスタントに勤務実績があれば、返済能力があると判断され、審査に通る可能性は十分にあります。
無職や専業主婦(主婦)の場合は?
「本人に収入がない」場合は、原則として消費者金融のカードローンを利用することはできません。
ただし、銀行カードローンの中には、配偶者に安定した収入があれば専業主婦でも申し込める商品が一部存在します。
また、主婦であってもパートやアルバイトで本人に収入があれば、問題なく自身の名義で申し込むことが可能です。
雇用形態別の審査傾向と注意点
働き方によって、審査で見られるポイントや注意点が異なります。それぞれの雇用形態ごとに解説します。
1. パート・アルバイト(フリーター)
審査通過の可能性:十分にあり
シフト制であっても、勤続期間が数ヶ月以上あり、月々の収入が安定していれば審査対象となります。
ただし、登録制のアルバイトや日雇いの場合は「安定性がない」とみなされ、審査が厳しくなる傾向があります。少なくとも同じ勤務先で半年以上働いている実績があると有利です。
2. 学生アルバイト
審査通過の可能性:条件付きであり
学生であっても、満20歳以上(一部18歳以上)でアルバイト収入があれば申し込み可能です。
注意点は「仕送り」や「奨学金」は収入に含まれないことです。あくまで自身の労働による給与収入が必要です。また、試験期間などでシフトに入れない月があると、安定性を懸念される場合があります。
3. 派遣社員
審査通過の可能性:高い
派遣社員はフルタイム勤務のケースが多く、パート・アルバイトよりも収入が高い傾向にあるため、審査では比較的有利です。
申し込み時の勤務先欄には、実際に働いている「派遣先」ではなく、給与の支払元である「派遣元(派遣会社)」を記入するのが一般的です。在籍確認も派遣元で行われることが多いため、事前に派遣会社へ相談しておくとスムーズです。
パート・アルバイトにおすすめのカードローン
正社員以外の方が申し込む場合、銀行カードローンよりも大手消費者金融の方が審査通過の可能性が高い傾向にあります。
なぜ消費者金融がおすすめなのか
銀行カードローンは金利が低い分、審査基準が厳しく設定されています。一方、プロミスやアコム、アイフルなどの消費者金融は、パートやアルバイトへの融資実績が非常に豊富で、独自のスコアリングシステムにより柔軟な審査を行っています。
- プロミス: 「主婦・学生でもパート、アルバイトによる安定した収入がある場合お申込みいただけます」と明記されています。
- アコム: 「20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方」であれば雇用形態は問われません。
審査通過率を高める3つのコツ
パートやアルバイトの方が、少しでも審査に通る確率を上げるための具体的な対策を紹介します。
1. 借入希望額を「10万円」程度に抑える
最も重要なポイントです。年収がそれほど高くない状態で、いきなり「50万円」や「100万円」の限度額を希望すると、「返済能力を超えている」と判断され審査に落ちるリスクが高まります。
まずは「10万円」や「20万円」など、必要最低限の金額で申し込み、確実に審査を通過させることを優先してください。限度額は、半年ほど返済実績を作れば後から増額申請が可能です。
2. 勤続年数が短いうちは申し込まない
働き始めたばかり(1ヶ月目など)だと、今後も継続して働くかどうかが判断できません。
できれば3ヶ月、理想を言えば半年以上の勤務実績を作ってから申し込むのが賢明です。もし勤続年数が短い場合は、給与明細書などの収入を証明できる書類を用意しておくと、在籍の証明として役立つ場合があります。
3. 在籍確認の対策をしておく
審査の最終段階で、勤務先への在籍確認が行われます。
パート先やバイト先に電話がかかってくることで、店長や同僚に怪しまれるのを防ぎたい場合は、「原則、電話連絡なし」を公言しているアイフルやプロミスを選び、Web完結で申し込むことをおすすめします。
審査に落ちてしまう主な原因
最後に、雇用形態に関わらず審査に落ちてしまう共通の原因を確認しておきましょう。
- 他社借入が多すぎる: 年収の3分の1近くまで既に借りている(総量規制)。
- 過去に延滞がある: クレジットカードや携帯電話料金の支払いを長期滞納したことがある。
- 申し込みブラック: 短期間に3社以上のカードローンに一気に申し込んでいる。
これらに該当する場合、どんなに安定したアルバイト収入があっても審査通過は難しくなります。
まとめ
パートやアルバイトであっても、以下の条件を満たしていればカードローンの審査に通る可能性は十分にあります。
- 毎月継続した給与収入がある
- 借入希望額を年収に見合った少額(10万〜30万)にする
- 過去に金融事故(長期延滞など)を起こしていない
「正社員じゃないから」と諦める必要はありません。
自身の収入状況に合わせて、まずはアコムやプロミスといった大手消費者金融の「お試し診断(3秒診断)」を利用し、融資可能かどうかを確認してみることをおすすめします。

